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2020年12月9日 日本食品衛生学会 学術講演会にて研究発表をおこないました
(公社)日本食品衛生学会創立60周年記念第116回学術講演会(WEB開催:2020年11月24日~12月8日)の一般演題の部において、当社の研究室が研究発表をおこないました。
【発表内容】
近年、食品業界ではHACCPの義務化に伴いPRP項目の一つである防虫管理の強化が進められている。その一環で弊社は吸引式捕虫機(以下VIC)を新開発し、防虫管理のツールとして効果を挙げている。
VICは従来の誘引灯に加え吸引ファンを設け強制的にその場の空気を吸引し、近辺の飛翔虫を捕獲するアクティブタイプの捕虫機となる。
さて、虫は微生物汚染を伝播することが知られ、その汚染経路は2点と考えている。
① 食品の表面に一時的に接触することによる汚染
②表面にこびりつく付着や、加工中に虫体ごと練り込まれることによる汚染
経路ごとの食品汚染リスクを明らかにすべく、虫の表面と虫体内に分けて微生物の存在比率を確認する。